信じたいのに…2 ページ38
○
まっすー以外今日はおやすみ。俺達は家でそれぞれ過ごしていた。突然手越がぼそっと呟いた。
「最近まっすーが可愛すぎる」
そのセリフもう何万回も聞いたわ。でも小山さんは優しいから毎回同じ返事を返す。
「だよね。毎日天使！シゲもそう思うでしょ？」
まぁ思うけどさ…よくもまぁこんなに普通に言えるよな。羨ましい…
「「あらー？しげちゃんツンデレ？」」
「二人声を揃えてバカにするなよ！」
俺は大きくため息をつく。
「俺さ、まっすーが心配なの。最近マネージャーと二人でお仕事行けるようになってさ、少しずつ対人恐怖症も治ってきてるじゃん？
だから前みたいに人に対する危機感が減っちゃうと優しいまっすーはまた辛い思いしちゃうかもしれない…」
確かに…俺達は真剣に悩み始めた。
ガチャ
まっすー？あれ…いつもだったら元気にただいまっていうのに…顔くらいし何も言わずに部屋に行っちゃった。
俺達は一瞬で何かあったと悟った。とりあえずまっすーの部屋をノックしてみた。けど返事はない。
「まっすーどうしたの？」
その手越の問に対して、まっすーは衣装のことがあるから一人にしてと言った。手越はそっかと、少し落ち込んで言った。三人でリビングに戻る。
「大変だね…衣装って」
「無理しないといいけど」
違う、絶対衣装じゃない。数時間経って夕飯の時間。まっすーは降りてこないか…
俺はまっすーの部屋に行った。
俺は思ったことを話す。
“ライブの衣装だけじゃねぇだろ？帰ってきてあんな暗い顔してて、お前衣装作るときはなんか楽しそうじゃん。なのに声もそんな感じしなかった。”
まっすーが出てこれないって言ったからおにぎりをドアの前に置く。俺なりに慰めの言葉をかけて、せめてご飯は食べてくれと言って、俺はそのまま下に降りた。
下に行くと手越と小山が心配そうに俺を見てきた。
「しげしげ、まっすーはきっと大丈夫だよ。」
なんで俺が励まされてるの？
「しげ。まっすーの異変に一番に気づくなんてすごい！！」
そんなキラキラした目で見るな。手越、いつもお前だってやってるだろ？
俺は次の日まっすーの仕事にこっそり同行することにした。お節介かもしれないけど、今日と同じ場所らしいし、様子が変わったのも今日。
だったら…
まっすーのマネージャーに電話をする。事情を話すとOKしてくれて、マネージャー自身もまっすーを守りますと言ってくれた。俺達二人でまっすーを笑顔に戻してやる。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
