無理しないで…4 ページ14
♡
仕事終わった！まっすーとたくさん遊べる♪あっあそこにいるの慶ちゃんとシゲだ！
「おおーーーい！！」
あれ？なんか心配そうな顔…？
「どうしたの？」
「…ごめん俺のせいだ。まっすーが対人恐怖症ってこと、本人にばれちゃった…診断書、ちゃんとしまってたはずなのに。事務所のロッカーにちゃんと入れておいたのに…」
まじか…まっすー大丈夫かな？とりあえず今家に一人だよね。
「とりあえず早く帰ろう！で、まっすーとちゃんと話そう。きっと解ってくれる。」
俺達は急いで家に向かった。
「「「ただいま！」」」
嫌な予感がする…
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！」
まっすー！？
俺達は靴を脱ぎ捨てて階段を駆け上がる。まっすーの部屋の扉を開けた。
そこには信じられない光景が広がってた。
嘘でしょ…
まっすーの手にはカッター。それももう切ったあと。血が…
「まっすーやめて！」
俺はカッターを弾いた。
俺達はまっすーをぎゅっとした。
慶ちゃんが恐る恐るまっすーに声をかけた。
「なんで…なんでこんなこと…」
「なんで？…それは…俺のセリフだよ！なんで対人恐怖症のこと教えてくれなかったの？…めんどくさかったなら…なんでシェアハウスなんて言い出したの？もうわかんないよ…」
まっすー…そんなに不安に思ってたんだ。こうなるくらいだったらちゃんと話を聞いてあげれてれば…対人恐怖症ってこと教えてちゃんと一緒に向き合ってあげてれば…
「ごめんねまっすー…こんな辛い思いさせるつもりなんてなかったんだよ。」
こんなこと言ったっていい訳にしか聞こえないよね。俺もシゲもそれを承知でまっすーに伝える。
「知ってる…知ってるよ?みんな俺を傷つけようだなんて思ってないって。
…けど悔しいの。そんな優しいみんなを信じられない自分がいることが…」
そっか…まっすー俺達よりも自分を攻めちゃってるのか。
俺らを信じられない自分が悔しい。
違うよまっすー。まっすーは何も悪くない。でもその言葉はきっとまっすーを追い詰める。
「まっすー。俺達はまっすーにまだ信じきってもらえてない。でも信じてもらいたい。けどせめて、自分は信じて。信じなきゃいけない自分を傷つけないで。」
俺は自分の気持ちをぶつける。
まっすーは俺の方を向いた。
「俺は…！俺はみんな信じる。…対人恐怖症、隠してた理由、俺のためだってわかった。」
よかった…
俺はまっすーの腕に包帯を巻く。この傷はもう増やさせない。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
