NEWSの愛され天使せかんど！

我慢しなくちゃ…end ページ19

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まっすー寝ちゃった。それにしても最後の一言可愛すぎか。弟ってこんな感じかな…ってまっすーは俺より年上。もしまっすーが女子だったらおれ、完全に惚れてた。

まっすーが点滴を終えると、慶ちゃんがまっすーを背負い、荷物をもって俺たちの家に帰った。まっすーの部屋にはいると、机の上には頭痛薬、解熱剤。他にもLIVEの衣装の原案が置いてあった。ゴミ箱にはたくさんの紙が。全部衣装のスケッチ。頑張ってくれてるんだなぁ…

まっすーはさっきまで苦しそうに呼吸をしてたけど、少しだけ柔らかくなった。楽になってきたかな？熱はもう少しで39℃を切りそう。

夕飯はシゲがお粥を作ってくれた。まっすーを起こす。

「てごし…たべさせて…╱╱」

恥ずかしそうに言う。手が震えて物が持てないらしい。

俺が口元にお粥を持ってくと「あぁー」といいながらもぐもぐしてた。

「しげしげ…おいしい」

まっすーがふにゃって笑った。

全部食べきれなくて謝ってて、シゲが慰めていた。


「まっすーお薬飲もっか」

小山が薬をもって登場。まっすーの顔が強ばる。

「けーちゃ…いやぁ」

まっすーが慶ちゃん呼びするときは弱ってる証拠。どうしようか…

「まっすー？せっかく俺たち休み被ったんだよ。薬のんで元気にならないと遊べないよ？いいの？」

さすがリーダー。

「のむ」

まっすーは頑張って薬を飲んだ。そして眠りについた。

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次の日、まっすーの熱は38.5℃まで下がった。

「まっすー！今まで寂しがらせちゃった分、いーっぱい甘やかしてあげるからね」

「いい…」

断りつつも嬉しそうなまっすーマジ天使。俺らはまっすーがしつこいって言うほど甘やかしまくった。夜には37.4と微熱になった。

「明日お休み？」

とまっすーが聞いてきた。俺たちがうなずくとまっすーは幸せそうに笑った。

明日熱が36℃前半だったらお出掛けしようと約束してまっすーは眠った。


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翌日、熱が完全に下がったまっすー。嬉しそうにおおはしゃぎ。俺たちはカラオケに来た。
まっすーは病み上がりだからあんまり無理させないように、終始笑顔なまっすーがかわいかったなぁ…

夜はまっすーの大好物の餃子パーティー。

みんなでたくさん遊べて、最高の連休だったなぁ…

夜まっすーの部屋を開けると、机に向かって一生懸命衣装を考えていた。

「無理しないでね」

「うん♪」

これからはあんな辛い思いさせないからね。

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