消防士との恋

▽ ページ21

【▽side】


増｢なんもない｣


手｢なんもないってことはないでしょ？ねぇ！｣


加｢手越もそこまでにしてやれよ…で、どうなの？笑｣


増｢シゲ味方じゃねーのかよ…連絡はとってるよ…｣


手小｢えー！なんで言ってくれないの！！｣


増｢はぁ…｣



手越と小山で盛り上がってるからそっと会話から抜ける。



加｢連絡はとってるけど、彼女が好きだから、怪我も多いし、まぁ色々ある職業だって言いづらいわけだ｣



増(！！！！)



加｢その顔は図星だな笑 まぁわかるけどなぁ…言ってみなきゃなんも始まらないよ？……まぁ頑張れ｣


以前知り合った気になる子に、怪我も多いし、最悪そういうこともあるって伝えたら、そんなの嫌だと言われ、それ以降会えなくなってしまったことをシゲには話したことがあった。



増｢お、おう｣



シゲに言い当てられてびっくりする自分とやっぱり言わなきゃ始まらないか…と納得する自分がいた。

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