検索窓
今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:110,071 hit

生贄が三十五人 ページ37

side_you


そのあとに下で待ってるねと言って




あの少年は消えた




「行くぞ」




「うん」




一度中央の墓があるところに戻った




「あそこに行けばいいのかな?」





「そうなんじゃねーの」





「何か忘れてるものはない?」




「んなもんあるわけねぇだろ」




「そっか、それもそうだね」



そんな会話をし扉の中に入った



扉の奥は一本道で



道なりに進んでいくと壁に電源室と書かれたプレートのようなものがあった




「電源室のわりには土の匂いがまだするけど」




「おい、早く行くぞ」




そう言ったザックは先に進んでいってしまった



ザックを追いかけて進むと



ザックが立ち止まっていた




「どうしたの?」




「お前、名前なんて言ったけか」





「Aだけど?」






「そっか」





「?」





「俺は、自分にとって得だと思ってお前を連れて行ってるけどよぉ」






「うん」







「結構面倒だよ、お前がいると









..........なぁ?A」






「確かに.......そうかも」






「クソガキがお出迎えに来たぞ」








「いらないお出迎えだわ」





「やぁ!来てくれたんだね!」






「まぁ、ここに来ないと脱出できないしね」






「ねぇ、僕とゲームをしようよ」





「はぁ?お前のくだらねぇ遊びなんかに付き合ってる時間はねぇんだよガキ!」






「どんなルールなの」






「おい!勝手に話進めんな!」






「ザックはもう少し静かにできないの?」






「............................」





「はぁ、ルール教えて」





「ルールは簡単だよ、暗闇の中で僕がAを捕まえるのが先かAが電気をつけるのが先か」






「ライトを使うのはいいんだよね?」





「うん、使えなかったらゲームにならないからね」





「じゃあやる」





「やったぁ!じゃあ早速始めよ!」

生贄が三十六人→←生贄が三十四人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:殺戮の天使 , ザック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鈴錬 - ヤッターーーエディ氏んでない!嬉しーーー! (2018年8月17日 12時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蛍兎 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/keito1/  
作成日時:2017年1月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。