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EP10登坂広臣 ページ10

まさかAと隆二が知り合いだったなんて。




てゆうか、あいつAの前で熱中症になって
俺がAの家に運んだんだったな。




でも、なんで隆二あんな嘘ついたんだ…。




Aの落し物を一緒に探したなんて



別に隠さなくてもいいのに。



ま、どんな出会いにしたって




人間の出会いって俺は奇跡だと思うんだ。




だって何万人ている人間の中で出会えたんだから。





そりゃ、奇跡でしょ!




隆二が俺どんな仕事してると思うか聞いた時に



俺らのこと知らないんだなって思ったよ。




あいつ部屋にテレビあるくせにつけねーし、

インターネットだって、携帯もスマホだけど

必要最低限でしか使わないからな…。


俺らのこと知らないのは当たり前かぁ。



知らせるべきなのか知らせないべきなのか。




きっと今は知らせなくてもいい時期なんだろう?



俺は勝手にそう思っている。



時期が来たら必ず話そう。

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作者名:しゅり | 作成日時:2018年7月5日 0時

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