EP16 ページ16
「私も全く同じなんです。あなたと。
小学3年生ぐらいの頃、好きな男の子とこの絵本をずっと読んでました。その子、転校してもう随分会えてないんですけどね笑」
男Aさん「偶然やな〜。あの、さっきから気になってることあんねんけど。」
「はい?」
男Aさん「あんた、もしかして…」
『A?』
違う方から声が聞こえて声の行方を見ると
臣がいた。
「あ!どうしてここにいるの?」
臣「ちょっと近くで撮影やっててさ、今休憩なんだよ!」
「そうなんだ!おつかれさま!」
臣「さんきゅっ!ってなんで健ちゃんがAといるの???」
「け、けん、ちゃん…?」
健「あ、いや、え〜それはな、なぁ?汗」
え!なんでここで私にフルのよ!
「え、えっと…。幼馴染!」
健「そうそう!幼馴染なんよ!汗」
いやぁ、こんな誤魔化しても絶対バレるよ汗
でもこの歳で知らない人と絵本読んでましたなんて言えないよな…。
臣「ふぅん、ま、なんでもいんだけど!」
取り敢えずまるくおさまった?
って、この人の名前健ちゃんって言うんだ。
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作者名:しゅり | 作成日時:2018年7月5日 0時