RIVAL...? 13 ページ48
「何やってるんですか？」
更衣室に向かって行く及川先輩の背中を見送っていると、不意に矢巾の低い声が聞こえてきた。
「何って、矢巾の背中に隠れてるけど。今更？」
「そこじゃねえよ、何言い合いしてんだって話だろ」
「だって、、、弱いって言われてカチンときちゃったんだもん」
教室内で言い合いしてしまったのは悪いと思ってるけど、弱いと言われたらこっちだっていい気はしないものだ。
馬鹿にされたみたいで腹立ったし。
「まぁマネージャーのAからしたら腹立つのは分かるけどさ」
「でしょ？っていうか弱いとか言われたら矢巾だってぶち切れそうじゃん」
矢巾は良いやつだけど、私以上に仲間の事を悪く言われるのを嫌っている。
おまけに口が悪いし。
「そうじゃなくて、あんま自分より強そうな男に立ち向かっていくなって言ってんの。国見にも怒られんぞ」
そ、、、それを言われちゃ何も言い返せない。
「わかった、、、気を付けます、、、」
「わかればよろしい」
「じゃあ」というと矢巾はアップ練習に入っていった。
矢巾、あんなんでも一応私の事を心配してくれているのか。
私も私で、行動とか発言とか注意しないとな、、、
気を付けよう。
私は矢巾の優しさに触れながら、マネージャー業務をするためにベンチに向かった。
ベンチが置いてあるのは得点板の横。
案の定京谷さんとの距離が近くなる。
私がまいた種とはいえ、気まずいものは気まずい。
だからと言って無視するわけにもいかず、京谷さんに向かってペコリと軽く会釈をし、私はベンチに座った。
私がベンチに座って間もなく、ホイッスルの音がなり部活が始まった。
とここで気だるそうに練習をしている英君に目が行った。
相変わらず気だるそうだけど、バレー中の英君は一段とかっこいい。
なんて考えながらジーっと連取風景を見ていると
「、、、っ！」
英君と目があった。
というか、口パクで「見すぎ」って言われた気がする。
そ、、そんなに見てないと思ってたのに、、、
英君に指摘された恥ずかしさで、私は手元の記録用紙に目を移した。
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黒尾ファン - 最高（泣） すれ違っていた二人が、戻った〜安心。もうやっと、付き合ったよ〜安心ありがとうございます（泣）完結おめでとうございます！！ (4月14日 20時) (
レス) @page8 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - 待ってください、神小説に出会ってしまいました。読み進めて行くたびに心臓バックバクで、ほんとに神小説をありがとうございました！そして関係ないんですがうちの犬の名前もこてつなんですよ、、、（コソッ） (4月2日 22時) (レス) @page33 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - かおりさん» かおりさんコメントありがとうございます🥲なかなか更新出来ず、申し訳ありませんでした、、、。これからちょこちょこ更新していくと思うので、よろしくお願いします。 (3月17日 20時) (レス) @page47 id: feddab07d4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続き待っておりました✨✨これからもゆっくり更新されてくださいね☺️ (3月16日 8時) (レス) @page44 id: bad28e8810 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - らんまるさん» らんまる様 コメントありがとうございます！完結と言ったり、番外編を書くと言ったりしてすみません、、、お楽しみ頂ければ幸いです！ (1月17日 22時) (レス) id: 39e4cb93f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますだ | 作成日時：2023年11月3日 23時
