Mask＿13

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壱馬「まじで行かへんの？」

「うん、壱叶と準備しとく！夜の！」

壱馬「じゃあ…これだけ先に渡しとく…」

「ん？」


いきなり渡された小さな箱。


「何これ」

壱馬「壱叶が誕生日って事はAもママになった1回目の誕生日やん！」

「へ？」

壱馬「壱叶が誕生日迎えられるんはAのお陰やん？だから…いつもありがとう」

「壱馬…！」


壱馬が誕生日って事は壱叶も誕生日で…
だからって私にまで…


壱馬「おっと…笑」

「大好き…」

壱馬「珍しいなプレゼントで喜ぶの。笑」

「違うよ、当たり前の事なのにしてくれたし…壱馬だってパパ1回目なのに…」

壱馬「俺だけじゃ無理やから絶対、それに当たり前でもないしまじで感謝してるから…」

「やば…泣きそ」

壱馬「え、やめて？ほんまにやめて？泣かしたらオカンに…」

「ふふ…」



それでも少し泣いてしまった私を見た
お母さんが案の定、
泣かしたって壱馬を怒ってて
珍しく頭抱える壱馬が居た


＿泣かすな言うたのに！＿

「壱馬が良い男過ぎて泣いたんですよ。笑」

＿へ？＿

「あんな良い人を産んで育ててくれてありがとうございます！笑」


だから、お母さんも25回目の誕生日
おめでとうってそう伝えた。

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