Mask＿13

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壱馬の家族と合流して
充実した1日を過ごせた。


「はぁ…楽しかった！」

壱馬「そりゃ良かった」



時計を見ると後もう少し…

何度も経験してるのにソワソワしてしまう。


壱馬「Aちゃん？」

「ストップ！まだダメ！」

壱馬「なんでやねん…」

「良いから待てっ！」

壱馬「俺は犬か！ってか携帯ばっか見て何…」



5、4、3、2、1……

0で私は壱馬にキスをした。


壱馬「っ！？」

「ふふ、お誕生日おめでとう♡」

壱馬「あぁ…」

「今年はこのスタイルにしてみました。笑」

壱馬「ふふ、ありがとう」



この、笑った顔が見たかったの。


壱馬「今年は無理やと思ってた」

「ん？」

壱馬「一緒に過ごすの」

「ヒヤヒヤした？」

壱馬「まぁ、ちょっと？」

「じゃあ成功だ！笑」

壱馬「もしかして狙ったん？笑」

「壱馬から来てって言われるの待つつもりだったけど、私が無理だった！やっぱり1番にお祝いしたかったから」


本当は壱馬から言われたら
帰ろうと思ってたけど
私には無理だった


1番大好きな人を
1番最初に祝うのは私が良かったから。

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