Mask＿12

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壱馬side


壱叶に拒否られたショック…

あの後もずっとAに付きまとう壱叶。

俺がAと話してれば
遊んでても割り込んでくる猛スピードで
ハイハイして…。


「邪魔されてる…？」

もしかして…


「A、来てやー」

『なぁに？どうした？』

「ちょっと座って？」


俺の隣に座って見つめて来る、
あぁ、可愛いなほんまに…。


『なぁに？』

「充電…」


抱き締めれば俺達に気付いてまた…


『来たの？おいで♡』

壱叶「ひひぃ♡」


Aが膝の上に乗せると
こっち見て笑いやがった…
それからは一切離れない壱叶。


「なぁ、ママはパパのなんやけど？」

壱叶「…」

『何言ってんの急に。笑』

「寝たフリすな！笑」


Aの胸に顔埋めて次は寝たフリ…
誰に似てこんな独占欲強いんや！


『眠い？寝るぅ？』

壱叶「あい！」

『寝かせて来る！』


あぁ、行っちゃったし…


「壱叶ばっかやん…」


わかるよ？わかるんだけど久しぶりの
休みやし俺だって一緒におりたいし…


なのに拒否されるは、
A独り占めされるわ…


「もう知らん…」

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