Mask＿10

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しばらく安静にって言われ
北ちゃんと家に帰ってきた。


北人「どれだけ動いたの姫…」

「ごめん…」

北人「無事だから良かったけど壱馬が心配するよ？」

「皆がね心配してくれるのは嬉しいよほんとに、でも私は病人じゃない…」


私がそそっかしくて皆に心配かけて
自分のせいだってわかってるけど
アレもダメ、これもダメで
わかっては居ても辛かった。

今日だって打ち合わせも
ミカを行かせたし私だって出来るのにって…


北人「そうだよね病人じゃないね…」

「私に出来る事なくなっちゃう…」

北人「ごめんね、全部取り上げすぎたね」

「皆からの優しさは嬉しいのにごめん…」

北人「姫に元気な赤ちゃん産んで欲しいから俺たちつい過保護になっちゃって姫を泣かせちゃったね…」


そう言いながら抱きしめてくれる北ちゃん。


北人「俺達も悪いけど姫も悪いよ？お腹張るまで動いて…」

「うぅ…ごめん…なさい…」

北人「赤ちゃんにごめんなさいだね？」


北ちゃんに言われて、
私が無理をすると苦しむのは赤ちゃん
なんだって気付いた


「私、最低じゃん…」

北人「大丈夫、最低じゃない…大丈夫だから」

「ダメなママでごめんね…」

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