Mask＿2

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とうとう来てしまったよ。

本来なら絶対来れないLDH。
黙って2人に着いていくと
受付のお姉様方がヒソヒソし出すわけで


2人「お疲れ様です。」

受付「お疲れ様です。そちらの方は…」

慎「俺の従姉妹っす。」

まこつが言うと従姉妹かよって顔する
お姉様方。

良いよ、いいよ。
長谷川慎の従姉妹になれるなら。

壱馬「それでは失礼します。」

壱馬くんの一言で終わる会話。
少し冷たい言い方。

慎「行くよ？」

『あぁ、はい！』


エレベーターに乗りいよいよってなると
また緊張してきた。

壱馬「また緊張？笑」

あれ、いつもの壱馬くんだ。

『緊張ですね…はぁ…帰りたい…』

壱馬「だ〜め。笑」

慎「諦めなって、いい加減。笑」


会議室が近付くと騒がしい声が聞こえ出す。

"コンコン"

2人が挨拶しながら入って行くのを
ただ見ていると、

壱馬「はよ入って来ぃ？」

どうにでもなれ！
そんな思いで足を踏み入れると
皆さんお揃いのようで一気に向く
14個の視線…

北人「えっ、A？！」

翔平/樹「はぁ？A？！」

「久しぶり…？笑」

北人「本物だ！何、俺に会いに来たの？」

って抱きついて来る北ちゃん。

「うん…ちょっと違うし苦しい…」

樹「北人さん離れて！死んじゃう！」

「いっちゃん…死にはしないけど助けて…」

ポイッと北ちゃんを離してくれた樹。

翔平「我が相棒よー！！！」

って抱きつきに来た翔平だけど
ギリギリでいっちゃんから阻止。笑

翔平「おい！藤原樹！！」

樹「うるさいよ…笑」

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