Mask＿2

56...M ページ6

慎side


2人…キスしたんだ。笑


そして今3人でタクシーの中なんだけど
何故、俺が真ん中なんだろう。笑

『まこ！緊張してきた…』
『まこ！服変じゃない？』

さっきからずっと俺の名前を呼んでは
質問の嵐。笑

そんなAに笑いを堪えてる
俺の右側に居る壱馬さん。

いや、何回も言うけど2人キスしたんだよね？
なのに何、この温度差。
キスの流れが気になって仕方ないよ！

「いや、温度差…」

壱馬「ぷっ…。笑」

『何、まこつ暑いの？』

「ある意味ね…」

あなたと壱馬さんの温度差が気になり
過ぎてね！笑

慎「ねぇ、天然でしょ？」

『良く言われるけど違うよ？正常！』

慎「なんて言われる？」

『ん〜？お前は今市隆二よりやばい』


先輩だけどごめんなさい！
それA、かなりやばいやつ！笑

壱馬「しんどい…笑」

小さく呟く壱馬さん。


臣さんタイプの壱馬さん、
隆二さんタイプのA、
ある意味、相性ピッタリなんじゃない？笑
何年もツインでやっていらっしゃる
2人を思い出してそう思った。笑

事務所前に着いたら着いたで
揉め出す2人。

『払うって！』

壱馬「俺が連れて来たんやからええって」

『半分…！』

慎「俺払いましょうか…？」

2人「歳下は出さなくていい！」

息ぴったり。笑

結局俺ら2人を押し出して壱馬さんが
払ってくれた。笑

57→←55...K

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す