Mask＿2

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壱馬side

先生「お連れ様ですか？」

終わりましたよって言われて俺たちは
走り出した。

「Aっ…！」

『壱馬…くん…？』

俺は返事より先に彼女を抱きしめた。

「良かった…無事で…」

『ごめんね…でも何で…』

「北人から連絡もらって…」

『北ちゃんがね助けてくれたから！私、大丈夫だったよ？』

北人「A…」

『北ちゃん！ありがとうね？』

って言う彼女を今度は北人が抱きしめた。

「ほら、北人…言うたやろ？」

北人「Aありがとう…」

慎「姉ちゃん…」

「あれ…皆まで…来てたの？」

樹「ずっと居たわ！バカ！」

翔平「良かった…」

皆から愛されてる彼女。
俺たち5人の大事な宝物…。

『ごめん…笑』

笑ってる彼女を見て安心した俺たち。


誰やねん…
俺の1番大事なもん傷つけて…
俺の大事な相方にこんな思いさせて…

絶対許るせねぇ…


壱馬「A帰ろう？皆で…」

『うん…！』


これ以上…絶対に傷つけさせない。
絶対に守ってみせる。

北人「壱馬…ありがとう…」

「ちゃんと守ろう？俺らで」

北人「当たり前だよ…」

「落ち込む暇があるなら笑ってやって？そしたらあいつも喜ぶ。」

「北人…1人で頑張ってくれてありがとう…
怖かったよな？頑張ったな？」

北人「壱馬…」

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