Mask＿2

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壱馬side


下におりれば慎とばったり。

『あ、まこつー！！！♡♡』

"私の可愛い弟よ〜"って言いながら
走っていく彼女。

慎「おっと…危ない！笑」

思いっきり抱き着かれよろけながらも
しっかりキャッチする我が弟。笑

慎「壱馬さん…おはようございます！笑」

「おはよう。笑」

『まこつ…ごめんよごめん…』

って謝り出す彼女。
きっと俺との事を思い出したんやろ。笑

慎「は？何急に、怖っ！」

『気にせず謝罪を受け取っておくれ…』

慎「意味わかんないし。笑」

弟ってよりAが妹に見えんのは俺だけ？

「はよ行くでー。笑」

慎「この厄介な人、連れて行くんすか？」

「うん、だって離れたないし。」

『ぬはっ…』

「ね？Aちゃん。笑」

『し、知らない！////』

慎「なんかありました？笑」

『まこ！知らなくていい事もあるんだよ？』

慎「Aにはないでしょ。笑」

『あるもん！！』

慎「なに、キスでもした？笑」

『っ////』

見る見る真っ赤になりながらも
落ち込み出すA。笑

見てて飽きないし慎の言う通り
彼女には知らなくていい事はないらしい。
いや、正確には知られなくていい事か。

顔に全部出とるもん。笑

「慎、それぐらいにしてやって？"キス"なんかしてへんから、ね？Aちゃん。笑」

『あ、あったりめーよ！』

慎「いや、誰だよ！笑」



慎…それなっ？笑

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