Mask＿2

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あの日以来コンビニには
また行ってない。

「はぁ…」

ミカ「幸せ逃げますよ先輩。」

「えーやだよー…」

何も変わらない日常。
変わった事と言えば帰り道やっぱり
感じる視線と足音。
たまにカメラの音も…。

あの日以来、壱馬くんにも会えてない。

ミカ「ってか先輩なんか痩せました？」

「えー食欲ないからかなぁ？」

ミカ「ミカ何て太ったのに…」

「あんたは可愛いから大丈夫〜」

ミカ「先輩…好き♡♡」

「はいはい、タバコ吸ってくる」


喫煙所で一息。

「あぁ…生き返る〜」

りぃ「おっさんかよ。笑」

「あ、りぃ珍しいじゃん」

りぃ「たまには偵察に降りて来た。笑」

「怖っ。笑」

りぃ「あんた痩せた？」

「さっきミカにも言われたー」

りぃ「あぁあのぶりっ子か。なんかあった？」

りぃはいつもこうやって聞いてくる。
いつも心配かけるのは私。

「なんもないよ？」

りぃ「目見て言え。」

「ん〜なんもないって。笑」

私は今年1番の嘘を頑張ってついた。

りぃ「あんたね…」

「休憩終わりだわ戻りますね社長？」

後ろから"待ちなさい"って聞こえるけど
聞こえないふりをして
仕事に戻った。


「社長来るってよ？ちゃんとしな？」

ミカ「嘘…また怒られるー！」


さて仕事、仕事。

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