Mask＿2

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りなside


騒ぐだけ騒いで寝たバカ。
それも壱馬の膝の上で。笑

「疲れたらその辺にほおり出していいよ？」

壱馬「いや、大丈夫です。」

宝物みたいに抱えてる壱馬。

「安心した…あんたと居るその子見て。」

慎「安心？」

「前の男が酷い奴でね…相当苦しんで前には進めないと思ってたから。」

樹「出会った時、別れたって笑ってた奴か」

「聞き耳立ててないでこっち来なよ北人。笑」

北人「バレました？笑」

「はぁ〜罪な女だね〜歳下イケメン2人が取り合ってるってのにそのバカは…」

慎「気付いてないっす姉ちゃん。笑」

幸せな事だぞA。笑

「で、何がいいの？ただのバカだよ？付き合ったらめんどくさいよそいつ。笑」

北人「顔、後…癒しっすかね…気付いたら本気になってたんでわかんないっす」

「へ〜壱馬は？」

壱馬「俺は…好きになった理由なんか忘れました。」

「は？」

壱馬「目が合った時から始まってた。」

「臣じゃん。笑」

壱馬「あぁ、そうっすね。笑」

って臣に似た笑顔を見せる壱馬。

「お姉さんから2つ。1つ目はなんかあったら連絡してくる事、そいつの仕事休みにしてやるから。笑」

北人「え？何でりなさんが？」

「うちの社員だから？私の部下だから。」

慎「社長なんすか？！」

「まぁ一応。で、2つめ。その子を幸せにしてあげて？本気なら。」

北人「はい」

壱馬「当たり前っすよ」

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