Mask＿2

82...M ページ32

慎side


珍しく自分から壱馬さんに
べったりな姉ちゃん。


「そろそろ離してやったら？笑」

『やだよ〜』

ってニコニコしてる姉ちゃん。

壱馬「慎、ええよ別に。笑」

って嬉しそうに言う壱馬さん。

この2人が付き合ったらこんな風に
なんのかな？
2人凄くお似合いだし見るからに
ハイレベルなビジュアルだよ並ぶと。笑


「何でそんなくっついてんの？」

『何？まこつ…嫉妬？』

「は？笑」

『お兄ちゃん取られて嫉妬？笑』

「そんなんじゃないし。笑」

『ごめんね？でもいくらまこでも…壱馬くんは譲らないよ？』

見る見る顔が赤くなる壱馬さんは
一生懸命、手で口元を隠してる。

酔っ払ってる姉ちゃんは…怖い…
何言ってるかわかってんのかな？笑

りな「おい酔っ払い、壱馬貸してよ？笑」

爆笑しながら煽るように言うりなさん。
やっぱ美人…

『は？やだよ。何でりぃに貸さないとなの？』

りな「いいじゃんべつにあんたのじゃ無いでしょうが。笑」

『ふふ…私のだし。』

壱馬「わっ…」

そう言いながら姉ちゃんは壱馬さんの
顔を両手で挟んで自分の方に向けた…

『私のでしょ？』

壱馬「あ…はい…//」

"りなさん…やめてください…しんどいっす…"
って壱馬さんはりなさんに助けを求めていた。

りな「酔っ払ったらこうなるから気をつけな？笑、あぁ楽し。笑」

"私のだよね？"って聞く姉ちゃんは
今まで見た事ないくらいに
大人の女の顔してて…


流石の俺でも…
初めて姉ちゃんにドキッとした…

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