Mask＿2

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最近歩いていると
よく感じる視線に周りを見ても
誰の姿もない。

気のせいかな…

でも何だか気持ち悪いし
まだ一緒に居たかったけど言えずにいると
気付いてくれたのか帰らないと言った
壱馬くん。


ご飯食べてお風呂も入って
2人並んでソファに座る。
この時間がちょっと好きな気もする。

「夢みたいな1日だったな…」

壱馬「楽しかった？」

「楽しすぎて疲れた…皆元気なんだもん。笑」

壱馬「確かになぁ…。笑」

「幸せな疲れ方した。笑」

壱馬「俺は今の方が幸せ」

「へっ…？」

"ブーブー"

「あっ…北ちゃんだ！」

壱馬「出てええよ？」

ってテレビ見始める壱馬くん。

「もしもし？」

北人「あ、A？今大丈夫？」

「どうかした？」

北人「何してんのかなぁって！笑」

「あぁテレビ見てたよ？」

いきなり取り上げられてスピーカーに
される携帯。

北人「壱馬は…帰ったの？」

"帰った"そう口を動かす壱馬くん。

「帰った…？」

北人「何で疑問形なの？笑」

「あ、いや！帰ったよ！」

笑いを堪える壱馬くんを軽く叩くと
わざとらしく痛がってる。笑

北人「まぁいいや、それよりいつ彼女になってくれんのー？」

「また言ってんの？笑」



そんな会話をしていたら重くなる膝。
視線を落とせば私の膝に頭を乗せて
テレビを見てる壱馬くん。

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