Mask＿2

61...R ページ11

陸side


"絶対に壱馬さん放置しないんで"

自信満々に言ってるけど皆に囲まれてるのに？
壱馬だけまだ椅子に座ったままだよ？

暫く見てると騒ぎ出してるメンバー。
あれ、Aちゃんは？
小さくて見えないや。笑


『かーずまくん？』

その時聞こえたAちゃんの声。
そっと近付いて会話を聞く僕。笑

『何してんの？』

壱馬「本、読んどった。」

あれままだ不機嫌。笑

『面白いの？』

壱馬「まぁな？」

『本も良いけどさ何か壱馬くん居ないと…』

壱馬「放置したのに寂しかったん？」

『誰もそんな言ってないし///』

壱馬「ふふ…顔赤いで？笑」

『うるさいよ///』
『でもさ…壱馬くん達の仲間？家族？だから仲良くしたいじゃん？だから放置とか言わないで…？』

うわ…上目遣い…壱馬…顔、顔！笑

壱馬「っ…//また可愛い事する…」

『してないよ！普通の顔！』

壱馬「ありがとう？ええよ、行っといで？俺、続き気になるから本読んどくし！疲れたら戻ってき？」

川村壱馬…負けたようです…笑

慎「りーくさん？ね、言ったでしょ？笑」

「壱馬、顔緩いけど大丈夫？笑」

慎「最近いつもっすよ。Aが絡むと。笑」

Aちゃんはメンバーの輪の中へ
そして壱馬はそれ本、集中出来てんの？
ってくらい緩い顔。さっきの不機嫌どこ！笑



Aちゃんのお陰で
僕が長年求めて来た壱馬の
おぶしゅな一面…みれるかもしんない。笑

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