Mask＿2

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壱馬side


Aが起きた時に実は
起きてた俺…笑
寝たふりしちゃったよね。笑

1人でブツブツ言い出したり
ファンに謝ったり笑いこらえとったら
今度はキュンとする言葉攻め。
その後はベタベタ攻撃…しんどい…

(期待するで？俺…)

"すぐ起きるイメージだった"

いや、起きとるし！笑

今度は俺の名前を呼び出すA。
かじゅまくんとか、壱馬様とかなんやねん。笑

絶対起きてやんねーって思ってたら
いきなりの"壱馬…"呼び。

「っ…///」

初めて呼び捨てされて想像を超える
破壊力にもう限界。
自分の方に引き寄せて…

「そんなに起きて欲しい？」

って聞けば驚く彼女。
おでことおでこをくっつけて…

「望み通り起きたで？おはよ。」

『お…はようございます…』

「ふふ…朝から可愛い事せんとって？」

『へっ？』

「俺も男やから…しんどいねんで？笑」

『あっと…その…勝手に触ってごめんね…？』

あぁ…鈍感もここまでかい！笑

「あまりにも可愛い過ぎて俺がキスしたらどないすんの？嫌やろ？笑」

『なっ…////』

毛布被って俺の胸に顔埋めてきた彼女。

「ふふ…まぁた可愛い事するぅ。笑」

『あっ違っ！///』

動揺して暴れ出すA。

「ちょ…暴れたら危ねーって…」

『あっ…』

その声と同時に綺麗にソファから
落ちた俺ら2人…



"俺達の距離は０センチ…"

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