Mask

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壱馬side



6人でブラブラしてると
騒ぎ出すAと翔平。
お前らはJKかよってくらいに騒いどる。笑

翔平「あったぞA！」

『ほんとだ！』


どうやらタピオカを見つけたらしく
騒ぐ2人…ただただ目立つし
翔平が2人いるかのよう…

「姉弟みたいやな。笑」

慎「ほんとっすね。笑」

北人「ちょっと2人とも騒がないの！」

『北ちゃんもね？笑』

翔平「行くぞ！藤原樹！そしてA！」

『行くよ！いっちゃん！』

樹「翔平は2人もいらんとけど…」


樹まで振り回されとるし。笑
慎も仲間に入って行って見守る俺。


するとさっきまであの中心にいたはずの
Aが目の前に。

『何してんの？壱馬くんも行こ？』
『置いてかれるよ？』


俺が入れずに居ると思ったのか
迎えに来てくれた彼女。
また1つ好きなとこ見つけた。



「そやな？行こっか？」

『うん！』


笑顔で待ってる彼女と4人の所へ行くと
あっという間にまた中心に戻る彼女。

『何味にするー？』

なんて騒いでるA。

『壱馬くんは？』


ほらまた。
決して誰一人放置しない彼女。

周りをちゃんと見てる彼女を
尊敬すると同時に
別に俺だけ見ててくれればいいのに
って言う自分勝手な俺が顔を出す。

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