【カオス】ラブシュトーリーは突然に。 (ページ34)

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『所詮占い』ページ34

　
『ーというかせっかくの休日に付き合わせてしまってすいませんFBさん…』

「えっいや全然！Aちゃんにはいつもお世話になってますから！」

むしろ二人きりで出かけられて嬉しくないはずがない。まじ風邪ひいたきっくんに感謝。

『とりあえずこんなもんで大丈夫だと思います！買ってきますね！』

「うん、お店の外で待ってるね。」

きっくんと違ってあんまりギターには詳しくないんだけどちゃんと俺アシストできたのかな…

『お待たせしました！ほんとに今日はありがとうございました！FBさんのおかげでちゃんと機材揃えられました！』

「そっか、なら良かった！じゃあ…帰る…？」

ああああちがうちがう！帰る？じゃなくてせっかく二人きりなんだからどっか誘えよ俺！いや無理だろ女性なんてどこにも誘ったことないよ俺！

『そうですね………』

あーあきっくんならこういうときもっと、

『……あの…もっとちょっと一緒に…いませんか？』

「そうそう一緒にいませんかって、ってえぇ！？」

『あっごめんなさい！たださえお時間を頂いてしまってるのに帰ります！帰りましょう！Go Home！』

「なんで最後英語！？いや、実は俺もまだ一緒にいたいなーなんていやあのなんかお腹空かない！？」

やばいやばいなんでこんな可愛い顔でそんなこと言うの！？俺いま顔大丈夫かな！？ぜったい真っ赤だよね！？

『ほ、ほんとですか？じゃ、じゃあこの近くにオススメのカフェあるので行きませんか？』

「いいね！いきましょう！」

今日の朝見た占いでは最下位だったのにやっぱり所詮占いは当たらないな。

　