【カオス】ラブシュトーリーは突然に。 (ページ32)

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『ロック』ページ32

　

『はぁー…』

「なぁにデッカイため息ついちゃってんのよっと！」

『いでっ！…ちょっと悩みがねー。』

いつも通りお昼休みご飯をたべていたが最近の出来事で頭がいっぱいでついため息をついてしまったらタックルを喰らった。

「悩み？あんたに悩みなんてあるの？」

『えっ…一応人間だし…』

そういうと衝撃を受けたような顔をされた。心外でしかない。

「ギターのことだったらそのあんたの師匠とやらのおかげで見違えるように成長してるわよ？ほんと昔とは比べ物にならないぐらい。」

『んー、それもそうなんだけど。なんていうんだろう…また違う話で…』

「………絶対違うと思うけど…恋、とか？」

『……………。』

「oh…！Aにも春が！え、なになにもしかして教えてもらう内に好きに？」

『ちがーう！その人の友達の方がね…』

友達と知る前に出会っていたけど…。

「んで、何が悩みなの？告白するの？」

『えっ告白！？まさかしないよ！…だって相手は好きな人いるみたいだもん。』

自分で言ってて悲しくなってきたが、彼女はふーん？とあからさまに気に食わないという顔をしている

「あのね、当たって砕けた方がいいのよそういうのは！それがロックってもんよ！」

ロックと一体何が関係あるのだろうか…

『いや…でも…』

「でもじゃない！押すの！押して押して押しまくるの！それがロックンロール！」

『う、うん…？』

「ほら！Aも一緒に！ロックンロール！」

『ろ、ロックンロール！』

だからロックと何が関係あるのだろうか…

でも彼女が言ってることは正しいかも。当たって砕けた方がスッキリするのかもしれない。

押して、押してまくる………。

できるかな…。

　