stage*16-6 ページ32
「それでは罰ゲームはえおえおの妹ちゃん特製のスタミナドリンクです！妹ちゃん持ってきてくださ〜い！」
スタッフの人からカメラに顔が映らないとこに移動させられ手だけみえる状態になった。もちろん手にはあのドリンクがある。
「えっほんとの妹さん？？えー似てない！可愛いねぇ」
そういうレトルトさんと目が合い恥ずかしくなって逸らしてしまった。
「あーあ、レトさん変なこというから嫌われた〜…」
と、言うキヨさんの方を向くと
「っ！……。」
すぐ目線を外されてしまった。あれ？これ私も嫌われた？
「ん？ん？キヨくんどうしたのかな？」
「我々の妹になにかようかね？？」
「いや俺の妹だから。お前らの妹のじゃないから。」
きっくんとふぶちゃんがニヤニヤしてるけど
「てか罰ゲームやんねーの？」
あろまが進めてくれた。うん。私はやくこのドリンクから離れたい。あろまナイス。
「じゃ、じゃいただきます…。」
そういうとキヨさんは私の手からドリンクを受け取った。
「では、罰ゲームどうぞ！」
「はぁ…まじかぁ…よし。………んっうげぇ…け"ほっけほっ…。」
キヨさんは数口飲んだだけでむせ返ってしまった。
やっぱそんなにやばいのかな…。
「はー？キヨ残す感じー？？」
「い"や"まじで！先生これほんとにきついです！無理だって！」
「いやでもせっかく妹ちゃんが作ってくれたんだから、ねぇ？」
レトルトさんとあろまのドＳが発動してる……。
「…わかった。スゥーハァー……んっ……う"っ……う"えっ……。」
レトルトさんのことばを聞いてキヨさんは深呼吸してから見事に全部飲み干した。
「さすがキヨ！男前〜！」
「キヨくんよくやった！」
周りは拍手していたがキヨさんは今にも吐きそうな顔をしていた。
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作者名：柚木ましろ | 作成日時：2015年3月22日 16時
