Story6 ページ6
｢っ…｣
重い体を起こし病室の壁に掛かっている時計を見るともう夜の10時になっていた。
あの後結局寝ちゃったんだ…
窓の外を覗けばとっくに太陽は沈んでいて代わりに月が顔を出している。
寝ている間にかいた汗がクーラーで冷えて少し寒い。
クーラーのリモコンを手に取り2度ほど上げるついでに冷蔵庫をのぞくと水がきれている。
しかたない、買いに行くか…
ガラガラとドアを開け廊下を見ると既に電気は消されておりなんだか薄気味悪い雰囲気だ。
ふう〜、と深呼吸し重い足取りで廊下を歩けばその度に響く自分の足音にビクリとする。
そんなこんなで無事自販機に到着し
お金を入れて水のボタンを押そうとした瞬間
ドンｯ
と、いう大きな音にビックリし横にあったコーラのボタンを間違えて押してしまった。
｢あっ！｣
嘘〜…私コーラ飲めないのに…最悪だ…
1人しゃがんで飲めないコーラを眺め落ち込んでいると、
トントンｯと誰かに方を叩かれ
？｢ねぇねぇ、これと交換してあげる！｣
と声が聞こえ急いで立ち上がり後ろを振り向くと、
水のペットボトルを手に持ち
"はいっ！どーぞ！"
と、笑って差し出してくれた親切な人は
昼間窓の外にいた黒ずくめの彼だった。
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s. - おもろい！！！ (2018年4月9日 23時) (
レス) id: 861182941f (このIDを非表示/違反報告)
K-POP - 更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ファイティン！ (2017年12月26日 4時) (レス) id: dc3c4cc358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ | 作成日時：2017年7月21日 18時
