罪深き者25 ページ26
感情が…ある…?
「なんでそう言い切れる?
俺はお前らの人生を奪うことも容易い。
なのに何故お前達は優しいの!?」
「一人の人間としてだよ…!!」
「そうだよ…!!山ちゃん…!!確かに今の立場上山ちゃんは人の命を奪うことが普通だけど、山ちゃん俺らのこと殺さなかったじゃん…!!」
確かに、殺さなかった。
でも、何故自分があいつらを殺さなかったのか分からなかった。
「それは、命の重みをこいつらに教わったんじゃないのか?」
屋上に来たのは…。
ディアン。
「お前の心はあの時、完全に闇に閉ざされていた。人間に裏切られ、勝手に罪を擦り付けられ、勝手に解釈して。
しかし、こいつらに会って変わったんじゃないのか?
自分自身に有った闇から抜け出す方法をこいつらに教えられたんじゃないのか?
もう自分に嘘を浸く事だけは止めよう。
醜いぞ。今のお前は。」
「ディアンさん!言い過ぎだよ!「そうだ!今の俺は、醜い。」」
ポタ…。
「涙…。」
俺は、泣いていた。
声を出して泣いた。
悔しさと嬉しさだった。
「山田/山ちゃん/涼介」
『ありがとう』
「こっちこそ。脅してごめんなさい。
そして…。
俺を闇から手を差し伸べてありがとう。」
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ゆうゆう - とても面白いです更新待ってます (2015年8月20日 13時) (レス) id: b21362b774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさき x他1人 | 作成日時:2014年8月7日 16時