白黒さん1(花家大我) ページ37
学校帰りに寄った駅前の本屋さんは時間帯もあってか混雑していた。
「えっと、参考書どこかな？(キョロキョロ)」
立ち読みしてるひとの合間を抜けながら目的の本を探す。棚に並んだ難しそうな本。
(株…？違うなあココらへんじゃない〜)
どんっ！
「！」「きゃ！」
よそ見しててぶつかっちゃった。視界を埋め尽くす白。(…なんで白衣？お医者さん？)目の前のおっきなその人を見上げたら。白黒の入り交じった髪の男の人にジロリと凄みのある目付きで睨まれた。
「！す、すみませんっ(コワッ)」
そそくさと立ち去る。
「あ！あった！」
やっと目当ての参考書を見付けて手を伸ばした。
「うーん…とっ取れない〜…！(背が大きくなりたい〜っ)」
そうだ踏み台。
思い付いてちら、と周りを見回す。
「あれ？このお店踏み台置いてないんだけど…」
なんとか自力で取るしか…
「えいっ！えい！」
ぴょんっ、ぴょん
「だ、だめだぁ〜…届かない…」
スッ
いきなり後ろから伸びてきた手が目当ての本を抜き出した。ハッと振り返る。さっきぶつかった特徴的な白と黒の入り交じった髪の男の人が立っていた。
「！(さっきの人)」
「…コレか？」
「あ！は、はい！」
「ホラよ」
無愛想に言いながらポイ、と軽く投げるように本を渡された。ふい、と向こうを向いて背を向けたその人。
「あ、あのっ、ありがとうございました！(ぺこっ)」
ちら、と一瞬こっちを見て男の人はそのまま歩いて行ってしまった。
「意外と優しいんだ…無愛想だしぶつかっちゃったときは恐かったけど…(ちょっとカッコイイ…かも…////)」
レジで会計を済まして店を出てちらと時計を見る。
「あ、早くしないと電車来ちゃうっ」
急いで走ってホームの階段を降りてく。扉が閉まる瞬間、電車に飛び乗った。(はあ〜ギリギリセーフ…)ぎゅうぎゅうの車内。(ん？)目の前にある白衣。思わず見上げたら白黒頭のひと。
「あっっ！(またさっきのひと！)」
ついおっきい声出しちゃったらまたジロッと睨まれた。慌てて口を押さえる。(また会えた…ちょっと嬉しいかも…なんか縁があったりして？///)恥ずかしいやら嬉しいやら下を向いてたら次の瞬間いきなり電車が大きく揺れた。
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はむぽこ(プロフ) - 彩希さん» やっとひいろ先生の続編始めたよ〜♪( ´▽｀) (2017年7月30日 16時) (
レス) id: 3ea697d049 (このIDを非表示/違反報告)
はむぽこ(プロフ) - 彩希さん» ちょっと書いてみる(>_<)できるかなぁ〜。。 (2017年7月19日 12時) (レス) id: 3ea697d049 (このIDを非表示/違反報告)
彩希 - ひーろ先生の続編みたい！！ (2017年7月18日 14時) (レス) id: 0a944ca153 (このIDを非表示/違反報告)
はむぽこ(プロフ) - 彩希さん» ちょ〜雷鳴ってるー！めっちゃ光った〜(;゜0゜)続編さあ短編の続編出すか前に書いたひいろ先生話の続編書くか迷っててさ〜。どっちにしろ夏なカンジの話書きたいんだけどねぇ。 (2017年7月16日 18時) (レス) id: 3ea697d049 (このIDを非表示/違反報告)
彩希 - お楽しみ頂きました(笑)続編楽しみにしてるよー！！ (2017年7月16日 17時) (レス) id: 0a944ca153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむぽこ | 作成日時：2017年4月30日 23時
