【文スト】【コナン】探偵社のチート少女は米花町出身である

十六話 ページ21

あの時、彼の人の手を取って本当に良かった。__________




あの時は本当に愛を欲していたんだと、


今でも分かるぐらい太宰さんと中也、首領達に執着していた。


初めて鴎外さん達に貰ったからティディベアが好きになった。



初めて中也にぃちゃんに貰ったから綿飴は私の好物になった。


彼が


初めて私に


「好きだ。」


そう云ってくれたから、私は織田作が好きだったし、





初めて私に



．




「愛してる。」




，





そう言ってくれたから私は彼を好きになった。




嗚呼、若しかしたら最後のは大雑把だったかな




でもね。


私が今話した事と



彼の人とアノ人達の事は。




幻覚



でも



異能力



でも





トラウマ




でも





妄想




でも





夢でも、無い。




其れ丈は絶対にそうだよ？




嗚呼、






この話をしてると、




嗚呼、




お母さんみたいに




なり(死に)たくなる________




嗚呼、確か。




お母さんの逃げ(死に)方も、


こんな高い所から。


飛べないのに。




飛んでたなぁ。


______________
コナン side


初めて自分は、無力だと思った。

目の前の自分と同じ歳の少女も、
助けられない。




異能力って何


鴎外さんって誰


若しかしてその少女は_______




そんな似た様な言葉、、何十回も吐いてきたのに。


なのに。


何故か俺の喉でつっかえて


出せない。



『異能力_____紙の月 鍵』



ガシャン


「はっ？ちょっ、Aさん？」


名前さんが粋なり柵の鍵を開けて
向こうに立った。



『嗚呼、風が気持ちいい。


お母さんも此処から飛んだらしいよ？



私は出来損ないかもしれないけど。

化け物かもしれないけど。

餓鬼かもしれないけど。




親鳥の真似くらい。


出来るよ______________。』


彼女は微笑んでいた。

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持ってたらラッキーなもの、知人だったらラッキー。

京極夏彦

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