打ち上げ当日 JK ページ18
Jungkook side
「え、一緒に住んでる...？」
Aがキッチンで酒のツマミの準備をしている間
Aとシェアハウスしていることをさらっとテヒョンに伝えれば
「ちょっと色々あって、金貯まるまで世話になってるんだけど」
「ジョングガ、ってさ、本当に女は恋愛対象外...なの？」
やっぱり気になるところはそこだよな。
「そーだよ」
「そっか...」
ほっとした表情を浮かべて
俺から離れてAの方へ行くテヒョン。
「Aさん、手伝います」
「テヒョンさんは座ってて下さい。
もう準備は終わったので」
「じゃあ運びます」
「ありがとう」
テヒョンがカウンターに置かれた料理を
リビングのテーブルへと並べ始めたから
俺も冷蔵庫からビールを取り出して
テーブルに運んだ。
「これ全部Aさんが作ったの？」
「ヌナは酒飲みだから
ツマミ作るのだけは美味いの」
「ツマミだけ、は余計」
キッチンから出てきたAが俺を睨む。
「嘘嘘、ヌナはなんでも得意だよ」
「なにそれ嫌味？
確かにツマミしか作れませんけどね」
その時、ふとテヒョンの視線を感じて
慌ててAをテヒョンの隣に座らせる。
「乾杯しよー。
今回の仕事の成功と次も頑張ろうってことで」
俺の言葉にAとテヒョンが嬉しそうに頷いた。
思ったより話が弾み
気づけば飲み始めてから５時間以上経過していた。
「テヒョンア、明日仕事は？」
「んー大丈夫...」
うわ、半分寝かかってる。
困ってAの顔を見れば
「空いてる部屋に布団敷いてくる」
Aが立ち上がった。
「泊めるの？」
「だってこんな状態じゃさすがに帰せないでしょ。
グク、２階まで連れてきて」
「あ、うん」
Aに言われた通りに
テヒョンに肩を貸して何とか立ち上がらせる。
「風呂は朝でいいよな？」
「んー」
「ったく、酔い潰れる程楽しかったの？」
俺の言葉を何処まで聞いててるのかよく分からなかったが
コクンと頷くテヒョン。
２階へ連れて行き布団に寝かせていると
「グクも今日はテヒョンさんの隣で寝てね」
「え、何で」
「寝てる途中でテヒョンさんに何かあったら困るから。
吐いたり気分が悪くなるかもしれないし」
Aの言うことは確かにもっともだったから
テヒョンの隣に布団を持ってくる。
「片付けは私がやるから。
グクはテヒョンさんの側にいてあげてね」
そう言うと
Aは部屋を出て行った。
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雨音(プロフ) - mgnさん» 先生とか止めて下さいー汗。私も嫌なことや苦しいことがあると、音楽やお話に救われます。私の作品は全然大したものではありませんが、でもこうして丁寧に読んでくださる方に感謝して続きも頑張ります。温かいお言葉ありがとうございました(^^) (2020年9月18日 8時) (
レス) id: d11e495b89 (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - ナノカさん» 今回は特殊な三角関係で、大丈夫かと不安でドキドキしていましたが、そうおっしゃって頂けてほっとしています。こちらこそこんな趣味全開のお話を読んで下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。少しでもお暇潰しになっているならこれ以上嬉しいことはありません(^^) (2020年9月18日 8時) (レス) id: d11e495b89 (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - 二足歩行のアザラシさん» 趣味全開の拙い作品をいつも読んで下さってありがとうございます。自己満足とは言えこうして温かいお言葉に救われております。お気に召す結末か相変わらず不安ですが、最後まで頑張ります。 (2020年9月18日 8時) (レス) id: d11e495b89 (このIDを非表示/違反報告)
mgn(プロフ) - 雨音先生、今回も最高の世界をありがとうございます。悲しいことがあった次の日にこのお話に出会えて、まだ希望を信じて生きていきたいと思いました。三人の物語の一番良い結末を楽しみに頑張って働きます。よろしくお願い致します。 (2020年9月10日 12時) (レス) id: e0f3d823f3 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - 雨音さん、新作ありがとうございます。本当に本当にお話の世界観に惹き込まれて一気に読みました。ジミンがジョングクに愛情を教えてあげるところなんて涙出てきて…3人の切ない三角関係にもう既にドキドキして続きが待ちきれないです。更新楽しみにしています！ (2020年9月10日 11時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amane
| 作成日時：2020年9月9日 12時
