ここにいる 2(Kento) ページ13
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健人「……Aって見た目によらず、大胆だよね(笑)
俺ともっと気持ちいいことする?」
なんて言って、中島くんは私の制服のリボンに手をかける。
ちょっとまって!
ここは学校で、ここは教室だからね!?
……ていうか、私たちってまだ付き合ってないじゃん。
私、そんな軽い女じゃない。
A「だめ。だって、私たちって、付き合ってないでしょ?」
私は中島くんの手首を握って、言った。
付き合ってないのに、キス、はした、けど。
それも、とても、たくさん。
嗚呼。
思い出すと、はずかしすぎて。
頬が一気に熱っていくのが自分でも分かった。
健人「俺はAの返事待ちなんだけど?」
中島くんは、少し真剣な目で、言った。
その表情は、どこか不安気で。
声も、切なさを帯びていて。
それがとてもキレイで。
ずっと見ていたいな、なんて思った。
そう言えば。
「好きだ」の後に、「付き合って」って言われてた……気がする。
私ははっと、思い出した。
けど、しょうがないじゃん!
こんな急展開に、付いていける訳ないし。
A「……ごめん」
健人「え?だめって、こと?」
中島くんは声を暗くして、言った。
A「違う!私は、中島くんと付き合いたいよ!」
健人「そっか(笑)良かった。
Aー!好きだ!ばーか」
私の言葉を聞いて、一気にくしゃって笑顔になって。
中島くんはまた、私にキスをした。
私は、中島くんを選んだ。
塾よりも、お母さんよりも、先生よりも、友達よりも、誰よりも。
私はここにいる。
中島くんの、腕の中で、そう思った。
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◎あとがき
ふまたんとかマリくん聡くん、書きたくなってきました。←
てゆか、最近?のお話の雰囲気が近いのでちょっと変えたいなって思ってるんですけど。
ほんと気分によるので、自分ではどうにもならないですつらい。
お気に入り、評価などありがとうございます。
それでは。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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ましろ(プロフ) - 碧さん» 遅くなってすみません(´;ω;`)! ですよね!黒髪は正義ですっ\(^o^)/笑 たしかに!やっと今のパーマに慣れてきました← (2016年8月26日 13時) (レス) id: e49fb29645 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - かむばっく黒髪! 笑 健人くんも黒髪の方が似合ってますよね〜。長さはもう少し短くてもいいけど 笑 (2016年8月21日 0時) (レス) id: 9bc32be432 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 碧さん» RTしつつも、やっぱりそう思っちゃいます(´;ω;`)← いつか茶髪しょりたんに慣れる日がくるのでしょうか……(´;ω;`)けんてぃーの様に、かむばっく黒髪!笑 (2016年8月20日 23時) (レス) id: e49fb29645 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - わかります(´;ω;`) 彼は黒髪が一番似合ってますよね!笑 (2016年8月20日 23時) (レス) id: 9bc32be432 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 碧さん» 私もです(´;ω;`)言い知れない虚無感が……(´;ω;`)勝利の黒髪の尊さ……うわああああ(´;ω;`)ってなってます、ここ数日(笑)← (2016年8月20日 23時) (レス) id: e49fb29645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2016年7月13日 17時