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この地のゲートをくぐった瞬間、懐かしさが自分を襲った。
いや、言っても離れていたのは2年ほどだが。
『Come back my sweet town…!!』
マネ「バカなこと言ってないで早く行くよ。遅れるから」
ほら急いで、と私を急かすのは紛れもなく自身のマネージャーである。
時計が指すのは午前11時。時間までに目的地に間に合うのか不安なところだが、この様子だと是が非でも間に合わせるつもりらしい。
ちゃんとした仕事でもないし、私は近々彼に会えればそれで満足だと思っていたが、このマネージャーはつくづく世話焼きである。
しかしこれもひとえに、私にとって彼がどんなに大切な位置にいるのか、しっかりと理解してくれているからだ。
マネ「…A!!」
『はーい、わかったわかった』
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作者名:胡桃 | 作成日時:2023年3月12日 8時