Addicted 33 ページ33
「看守のお父さんが?
・・・看守が調べてた文献って、どれ位前のものなんですか?」
タップはジャンクに聞いてみた。
その質問に、ジャンクは
「詳しくは覚えてはないが、確か・・・100年から150年くらい前だったような・・・なんせ、かなり古い本だったからな。
それに、俺が暴走していた時にあるにあが持たしてくれたこのブラッドストーンは、俺の父、ジェームズが残した物の一つなんだ。」
ジャンクはそう言って、握りしめていたブラッドストーンを見せた。
その話を聞いてあるにあは「じゃあ、これは元々は看守のお父さんの物だったんだな。それじゃあ、オニキスは・・・」
「あれは、分からない。ジェームズが残したのはブラッドストーンだったが、オニキスは分からない。
おそらく、他の誰かが持っていた物だろうな」
「マシューが持っていた物かと」
今まで黙って聞いていたシモンズが口を開いた。
「「え?」」
ラムザとアムムムムは同時に返事した。
そんな2人に、少しだけ苦笑しながら、シモンズは、「そういえば、ジェラルドが言っていたのですが、マシューがこの刑務所に入所する際に没収した荷物の中に、それらしき物が入っていたと言っていました。」
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KAGE(プロフ) - スッゴク面白かったです!!ハラハラしながら読ませていただきました!! (2018年3月10日 20時) (レス) id: 1ffb47dc38 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - すごく面白かったです!!話が予想以上に作り込まれていて…本当に良かったです!! 評価10押しておきますね!! 素晴らしい作品をありがとうございます (2017年12月12日 1時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cecilia | 作成日時:2016年8月28日 22時