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Addicted 24 ページ24

「ところでさ・・・マシューはどうする?ここに置いてられるのにも限界があるだろうし・・・。」

「うーん・・・。ここに置いておく方が良いじゃないかな?一応、看守には“隣の部屋に置いてある箱には触ったりするなよ?”って言われてるんだし・・・。」

「そうだな・・・。」

そう言って、ラムザはマシューの棺と化した箱の蓋をゆっくりと閉めた。

そして、どこから持ってきたのか持っていたポピーの花を箱の上に置いた。

それから部屋を出て看守から指示を受けた部屋に戻ってきた。

「あ、刑務作業!!
すっかり忘れてた!!」

ポケットからメモを見てラムザは声を出した。

その声にあるにあとタップも驚き、刑務作業をしていないことに気付いた。

「ほんとだすっかり忘れてた・・・
あれ?アムすんは?」

いつの間にかアムムムムだけがいなくなっていた。

そこでアムムムムが戻ってきた。

「ん?どうかしたのか?そんなに慌てて・・・。」

アムムムムの声が聞こえ3人は振り返った。

ラムザはアムムムムに近づいて
「何処に行ってたんだ?突然いなくなったから心配したんだぞ!?」

「何って、刑務作業してたんだよ・・・。何もしないってのは流石にまずいだろ。」
「もしかして・・・全部やってきたのか?」
「もちろんだ。おまえらが話をしている間に看守が来たらやばいだろ?だから、搬入と見張りを兼ねて作業してきたんだ。」

「そうだったのか。悪いな。」

「じゃあ、刑務作業は終わりって事だな。ちょっと早いかもしれないけど、

3人はそう言ってアムムムムを労った。

それから数十分経った。

辺りはすっかり暗くなり、4人は医療棟に移動してきた。

「もう少ししたら看守が迎えに来る筈だよな?」

しかし、いつもは早く来る看守が30分を過ぎても来ることは無かった。

「あれ?看守遅すぎない?」

あるにあは少しばかり不安になった。

「確かにな。
もしかして、忘れてんじゃね?あの看守、たまにやらかしてたろ?」

そう言ってラムザは笑った。

「俺らも人の事言えないでしょ。」

そう言ったタップの言葉がラムザとあるにあに突き刺さった。

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KAGE(プロフ) - スッゴク面白かったです!!ハラハラしながら読ませていただきました!! (2018年3月10日 20時) (レス) id: 1ffb47dc38 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - すごく面白かったです!!話が予想以上に作り込まれていて…本当に良かったです!! 評価10押しておきますね!! 素晴らしい作品をありがとうございます (2017年12月12日 1時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cecilia | 作成日時:2016年8月28日 22時

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