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Addicted 22 ページ22

その後は何も言わず食堂へと移動し、4人に食事の時間を与えた。


食堂から出たジャンクは、とっさに制服のポケットに手を入れた。

――この石のせいで・・・。

ポケットに入っていたのはこの事件の元凶であるオニキスだった。

ジャンクは苛立ちを覚え、オニキスを握りしめた。

――早く、見つけないといけないな。
やっと、解決方法が見つかったのに・・・。

ブラッドストーンを見つけないと・・・。

ジャンクはオニキスをポケットにしまい、日誌をつける為に再び監視塔へ戻った。

その頃、食堂内ではブラッドストーンをどうするのかあるにあ達は話し合っていた。

「この石さ、何に加工しようか・・・。」
「うーん。アムすんのようにするのか、指輪として加工するのかどっちかだよな・・・。」
「指輪でいいんじゃね?看守はいつも手袋してるし・・・。」

そんな話をしていた。
結果として、指輪に決まり、シンプルなものであまり目立たないようなものを作成することになった。

作成するのはあるにあとタップの2人が担うことになった。

その後ジャンクが呼びに来た。

刑務作業の時間だった。
4人は彼の顔を見た。
目の紅は跡形もなく拭き取られていた。
その後は、普段と同じように作業を行うために指定の場所まで行ったが、今回はこれまでの作業とは少し違っていた。

作業する場所は医療棟だった。

作業内容は、倉庫から各部屋に物資を運ぶ輸送作業だった。

「この箱の中には各部屋に運んでほしい物資がある。メモを渡しておくから、それぞれ分担して作業してくれ。」

そう言ってジャンクはメモを渡した。

「あ、念のために言っておくが、隣の部屋に置いてある箱には触ったりするなよ?」

そう言ってジャンクは去っていった。

「隣の部屋に箱?そんなのあるのか?」

「言われたら気にはなるんだよな・・・。」

3人は口々にそう話していた。

そんな中、あるにあだけは一人、その部屋へと向かっていった。

「おいおい。看守に入るなって言われただろ?」

ラムザはそう言ってあるにあを止めようとした。

「もしかしたら、まだあるのかも・・・。」

あるにあはそう言って中に入った。

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KAGE(プロフ) - スッゴク面白かったです!!ハラハラしながら読ませていただきました!! (2018年3月10日 20時) (レス) id: 1ffb47dc38 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - すごく面白かったです!!話が予想以上に作り込まれていて…本当に良かったです!! 評価10押しておきますね!! 素晴らしい作品をありがとうございます (2017年12月12日 1時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cecilia | 作成日時:2016年8月28日 22時

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