100億……いや100兆%ありえねーんだよ【Dr.STONE】

2% ページ2

「聞いてくれ千空！！A！！」

「あ、大樹ー、Aならサイダー買いに行ったぞ。な、千空」

「まーな」

「む、そうか……なら千空！！俺は決めた！今日こそ今から！この5年越しの思いを杠に伝える！！」





急にカラスが飛び立つもんだから驚いて校舎の方を見るとバカでかい奴の声が聞こえた。

いや外まで聞こえるとか何事だよおい、声のボリュームいかれてるんじゃないの



……どうせ杠さんに告白するんだからお祝いとしてもう一個サイダー買ってあげよう。ただし金はとる。これは私の金です

ｶﾞﾀﾝと落ちてきた3本目のサイダーを手に取りそう遠くはない科学部室へと足を進めた




「サンキュ」

『130円。』

「クソ野郎」




窓辺に肘をつきながらサイダーを飲む。その視線の先にはもちろんバカでかい奴と杠さんがいるわけで。

周りのヤツが賭けているようだからこの際私も賭けさせてもらおう




『2人は両思いに10万円』

「そんな大金持ってんのかよ？」

『持ってるわけないじゃん』

「さっすが神宮先生だな」




感情の籠ってない声でそう言われた。

此奴も分かってるくせに。何より2人は幼なじみなんだからもしかすると5年前から気づいてたんじゃないなんて考えていると急に



急に謎の光が世界を照らした


最後に見たのは石神の驚いたような顔とこちらに手を伸ばす腕


私の最後の姿は



一言で表すと"厨二病"だった

おい、これ故意にやったわけじゃないからなしょうがないからな笑うなよ起きた時。



特に早く復活しそうな大樹、石神。
笑うんじゃねぇぞ

3%→←1%

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す