拾壱話 ページ13
A視点
そして、三日月が帰った直ぐ後のことである。
私の目の前には、右足を桜の木の枝で雁字搦めにされてさかさまの状態で宙吊りになっている儚げ詐欺の美青年が居る。
鶴丸国永とも云う。
「こりゃ驚きだぜ」
『私の台詞だわ』
三日月が帰った直ぐ後、鶴丸が桜に近づいてよじ登ったと思ったら足を滑らせて落っこちそうになった直後の会話である。
ビビったし咄嗟に桜の木の枝を操り鶴丸の足を掴んだから事なきを得たものの、もう二度とごめんだ。
桜吹雪と共に人間の姿で現れるはめになったし。休めやしねぇ。
『私に登ろうとした事も割と嫌だけどね、まぁ別に良いのよ。木だし。観賞用が良いけど。
ただね、落ちないで下さる？驚かされたわ』
「おお、そりゃすまなかったな」
『本当に。さっき月のが居なくなってやっと一息ついた所だったのに…………』
「三日月か？アイツは人の嫌がる事はしない質だが…………
ははーん、美人にちょっかい掛けたくなっちまったのかもな？こんな美人じゃあしょうがねぇな」
『美人、ねぇ…………まぁ月のに関しては終わった事だし何でもいいけれど。
ほら、私は疲れているんだからもうお帰りなさいよ』
そう云って、足に絡みついている枝を解く。地面には下ろさず、怪我をする危険の無さそうな位の高さから。
鶴丸は勿論地面にべしゃっとなり、潰れた蛙の様な声を発した。
「もう少し丁寧に下ろしてくれないか…………」
『良いじゃない。貴方達は如何云う訳か傷は一瞬ですっぱり無くなってしまうのでしょう？』
「痛いもんは痛いんだ」
『ふぅん、中途半端ね』
「それ位が良いのさ。何も感じなくなっちまったら心が先に死んじまう」
そう云われて、さっき三日月に私の笑顔が空っぽだと云われた事を思い出す。
いや、まぁどんな顔すればいいか分からなかったから笑ってただけだし間違いでは無いんだけど、上手く笑えてる心算だったし元演劇部だったし自信あったし一寸傷付いた。
だからどうしたって話だけども。
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豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - あすひさん» 大掃除ってこんなに大変だったっけエあ婚掃除して換気扇掃除して………長谷部の機動欲しいのわかります。最近はもう寝てばっかで………頑張って糧を生み出しますｗｗ (2018年12月2日 14時) (
レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - 年末って仕事納めとかしわ寄せきたりとかでだるい…長谷部の機動がほしいです、最近は炒飯食べてモ○ハンすることが多いですね、体に気を付けて私の糧を生み出してくださいね (2018年12月2日 14時) (レス) id: 20a4091f37 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - あすひさん» あーそっちですか！金欠確定は間違いないですねｗｗ ｂｌは通信販売で買う方のヲタクなんです……とらのあなさんマジでいつもお世話になってます。 (2018年11月25日 17時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - blはいいぞ (2018年11月25日 16時) (レス) id: 30ce010d8c (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - アニメイトの近くに会社はあるけど家からじゃ遠いですかね…でも家の近くにできたら金欠確定になりそう(笑)、 仕事が早く終わったり、良いことあったときとかによりますね、同僚に見つかってないはず…？(多分デスクでバレているとは思っています) (2018年11月25日 16時) (レス) id: 30ce010d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆腐教信者
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作成日時：2018年9月30日 22時
