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その日、俺はみずっくんに呼び出された。
『話ってなに？』
『優斗、…』
みずっくんが段々と近づいてきた。
『岸が大事か、』
『好きな子が彼氏からいじめられてるなんて
黙ってられるわけないでしょ』
『へぇ…それじゃあ。』
そう言って俺に背を向けたみずっくん。
もう、終わり？
なんて油断していた。
『…っい』
鼻のてっぺんがツーンとして
目がチカチカする。
殴られた。
『みずっく…っ』
もう一発、また一発と殴られる。
『お前がいるからなんだよ。
岸が俺にそっけないのも、何もかも』
『返せよ、…』
泣きながら殴るみずっくん。
鼻血出しながら殴られる俺。
『返せよ！！』
『む、…むりだよ』
口の中が鉄の味して気持ち悪い。
俺らはアホ。
教室でこんなことしてるんだから。
点検の先生に見つかるに決まってる。
『こら！！何をやってるんだ！！』
…ほらね
その先生はみずっくんを羽交い締め。
俺はただ呆然とその姿を見ていた。
騒ぎを聞き付けた担任やらが俺に駆け寄る。
『大丈夫か？』
俺の担任、健人先生。
『ちょっと痛いだけなんで大丈夫っす』
健人先生は急に喋り出す。
『人間ってのは常に愛を欲しがる生き物だ。
何でかわかる？そうだなぁ…愛が感じ取れると
自分が必要とされてるって思えるからなの』
『ほ、ほう…』
言うだけ言って、彼は戻った。
必要とされてる……か。
俺もそうかも知れない。
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ふらんすぱん.。(プロフ) - *ケイスケ*さん» 返信遅くなりすみません、ありがとうございます 更新が遅いにも関わらず応援してくださって 感謝感謝です。これから完結に向かいますので どうか応援お願いします、！ (2018年6月18日 21時) (
レス) id: 6e481b59e8 (このIDを非表示/違反報告)
*ケイスケ* - 超きゅんきゅんしながら読んでます。今後のお話がとっても楽しみです!更新頑張ってください!! (2018年5月29日 21時) (レス) id: 3f8a96cde3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんすぱん.。 | 作成日時：2018年5月15日 21時
