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ダメだった。
『待ってよ』って、『もうちょっとだけ』って
絶対言えたはずなのに、、。
やっぱり、諦めた方が良いのかな。
最初から、相手がみずっくんなんて勝ち目無いし
自分の恥を晒してただけなんじゃない？
『アホらし。』
こんなこと考えるのやめよう。
自分の気持ちに蓋をするように、お弁当箱を閉じた。
その日はそのまま何かあるはずもなく
家に帰った。
そして次の日、
教室へ行くとなにやら騒がしい様子で。
机が円形になっていて中心にはみずっくんと岸。
なんでもうちょっと寝坊しなかったんだろう。
周りの奴等が『キース！』『キース！』なんて言う。
見たくないのに、動けない俺はなんなのか。
作ちゃんと目があう。
作ちゃんの視線は岸の足元。
そこに視線を移すと震えまくってる足。
なに、これ。
全然、乗り気じゃないってことだよね？
今も尚野次を飛ばす奴等を掻き分けて
『あ！！校長と菊池先生がキスしてる！』
なんて大声を張って。
皆が動く隙に岸の腕を引く。
でも、
『離せよ』
みずっくんは騙されてない。
でも今回だけは、俺も譲れない。
『彼氏なのに、自分の気持ちばっかり
押し付けてるんじゃないの？
さっき、岸は嫌がってた。
今回ばかりはいくら彼氏だからって
任せられない。』
そう言うと目を見開いたみずっくん。
その隙に岸を連れて走る。
最後にする。
これでもう、近づかない。
見守るから、今回だけは守らせて。
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ふらんすぱん.。(プロフ) - *ケイスケ*さん» 返信遅くなりすみません、ありがとうございます 更新が遅いにも関わらず応援してくださって 感謝感謝です。これから完結に向かいますので どうか応援お願いします、！ (2018年6月18日 21時) (
レス) id: 6e481b59e8 (このIDを非表示/違反報告)
*ケイスケ* - 超きゅんきゅんしながら読んでます。今後のお話がとっても楽しみです!更新頑張ってください!! (2018年5月29日 21時) (レス) id: 3f8a96cde3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんすぱん.。 | 作成日時：2018年5月15日 21時
