寒色系なお兄さま達☆真斗編 (ページ4)

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4 目覚めページ4

私はゆっくりと目を覚ました。そして最初に目に入ったのは白い天井だった。まだ、ギシギシと痛む身体を起こすと辺りを見渡した。しーんとした病室で私はただただぼーっとしていた。すると、ガラッとドアが開いた。

真「なっ………A」

貴「真にぃ……」

真「…A！！」

貴「！！！」

真にぃは私の姿を見ると優しく抱き締めた。あまりこういう事をしない真にぃにされると凄くドキドキと心臓が鳴った。

真「良かった…もしかしたら、お前が目を覚まさないのではないかとずっと不安だったのだ。」

貴「ごめんね、真にぃ」

真「なに、お前が謝る事はない。ただ、今はAがここにいるということを感じさせてくれ…」

そう言うって先程よりも私を強く抱き締めた。私は真にぃの胸に全身を預けた。

貴「ふふっ、真にぃの匂い好き」

真「俺の匂い…？」

貴「凄く…落ち…着く……」

私は真にぃの胸に顔をうずめていたが、いきなりの睡魔に襲われそのまま私の意識は真っ白になった。