【実況者】右手薬指の予約席【アブ】 (ページ2) - 小説

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エピソード壱　君の右手薬指に、予約しますページ2

アブside

君の、白くて細長い右手薬指。銀の指輪がよく似合う。

『アブさん、これって…』

「俗にいう婚約指輪ってやつかな。似合ってるよ流埜。」

そういうと、君は涙を流し始めるから。俺は困ったふりをして微笑む。

「流埜、俺の生活が安定して、ちゃんと準備ができたら、

　結婚、してくれないかな…？」

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作者名：流埜＠歌い手志望 | 作成日時：2016年9月3日 14時