水鳥「アタシの妹は学校１のサボり魔で大人気小説作家なんだぜ！」山菜「そうなの？」

４ページ　ｂｙ狩屋 ページ5

俺達は急いで階段を駆け上がって屋上に

そして、初めて見る先輩に


自分「僕のことでしょうね、初めまして、狩屋マサキくん」

狩屋「あ、どうも、初めましｔ・・・・・何で名前知ってるんですか？！

　 と、いうか、誰かに似てますね・・・・・」


俺の名前が知れ渡っていた。


剣城「あの人は瀬戸A先輩

　 瀬戸水鳥さんの妹だ」

狩屋「随分知ってるね、剣城くん」

剣城「入学時から一緒にサボってるからな」

狩屋「最低限の情報は持ってる訳だ」

松風「瀬戸先輩って何か不思議な人だよね！」

影山「と言うか、無表情ですね、基本」

剣城「そうだな」

西園「【アゴーギク】の主人公みたい」


自分「【アゴーギク】は’姫川未来’デビュー作

　 少女はある日、母親を交通事故で亡くし、それをきっかけとして悲しさのあまり

　 不思議な力を手に入れ、世界を旅する話ですね

　 落とし穴は”時間の風”と言うのは、少女の口癖ですね」


狩屋・松風・西園「何時の間に？！」

自分「これでも、一通りの作品に目を通しているつもりです」

剣城「先輩、話していることが外れています」

自分「あ、僕は【アゴーギク】の主人公みたい、と言われた辺りから居ました」

狩屋「だから新作も持っていたんですか？」

自分「サインもありますよ、その【アンサンブル】」


自分以外「「「えええええええ」」」」


神童「それは本当か？！」

霧野「そんなの何時貰ったんだよ！」

浜野「それって超レアっしょ！」

速水「【アンサンブル】だけでも凄いのにサインつきですか？！」

山菜「水鳥ちゃんも【アンサンブル】読んでた」

瀬戸「アタシのもサイン入ってるぜ！」

倉間「羨ましい・・・・・・なんて言わないからな」

松風「剣城〜その【アンサンブル】頂戴！」

剣城「嫌に決まってるだろ(汗)」

西園「読み終わったら貸して！」

剣城「まぁ、そのくらいなら・・・・・」

影山「じゃあ、西園くんの後に僕にも！」

剣城「ああ」


自分「狩屋マサキくんは’姫川未来’のファンですか？」

狩屋「じゅんじゅんと同率で・・・・・って、何で俺の名前知っているんですか？」

自分「姉さんから一通り紹介されてるので、名前ぐらいなら」

狩屋「そうですか・・・・・」

自分「狩屋マサキくん」

狩屋「フルネーム止めて貰えませんか？(汗)」

自分「では、狩屋くんで」


狩屋「？！？」


先輩の口元が俺の耳元に近づいて

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