水鳥「アタシの妹は学校１のサボり魔で大人気小説作家なんだぜ！」山菜「そうなの？」

３０ページ　ｂｙ神童 ページ31

今は屋上でサボり中だ。


自分「そうに決まってるじゃないですか

　 だって・・・・・あ」

神童「どうしたんだ？」

霧野「さっきの話続きが気になるな」


霧野も気付いてるのか？


霧野「A、まるで自分が作ったみたいな口ぶりだ」

神童「霧野も思ったか？」

霧野「ああ」

自分「そのシンクロ率には毎回呆気にとられます」

神童・霧野「ありがとな・・・・・・じゃなくてでな」

自分「僕が’姫川未来’とでも言うのですか？」

神童・霧野「ああ」

神童「ここ２週間登校してないのは原稿でも書いていたからじゃないか？」

霧野「それに、読んだだけじゃ内容はすぐに簡潔には纏められない」

神童「付け加えるなら、新作をこうも簡単に手を入れている

　 おまけにサインつきだ」

霧野・神童「Aが’姫川未来’じゃないと辻褄が合わない」

自分「僕ではなく、僕の身内、親戚かもしれませんよ？」

霧野「それは無いな」

神童「関係者が居たとしても、その人たちは’姫川未来’じゃない」


瀬戸「な〜、A」

山菜「大変なことになっちゃった」

空野「剣城くん・・・・・」

剣城「何で俺が出てくるんだよ？」


自分「僕は最近緩みだしているのでしょうか？

　 ここ４年間、バレルことは一切なかったのに」

神童「認めるんだな？自分が」

神童・霧野「’姫川未来’だと」

自分「認めますよ

　 まさか、此処で５人にバレてしまうなんて」

自分以外「５人？！」

自分「屋上のドアにへばりついている３人を含めて、ですよ」


神童「！？！」


ドアが開き入って来たのは・・・・・


霧野「狩屋、浜野、速水！？」

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