転生して神。[新光神話パルテナの鏡] (ページ25)

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ピンチ！ページ25

はい。お久しぶりだな。

私は今全パル鏡ファンの頂点に立つ行為を二十分ほど続けていた…。

何かって？

ピット君とおてて繋ぎながら二十分も歩いたんだぞ羨ましいだろう画面の前の皆の衆！

…は？価値がわからない？

今すぐブラウザバックしろお前。さもなくば直接殴る。←

貴様のような人にとって価値のあることを理解できないアンポンタンはオーラムに還れ。←

ひたすらピット君の全てを感じた二十分…(※感じていません)

この二十分がどれだけ価値があるものか画面の前の皆の衆は理解しているな？

な？(威圧)←

その間の会話、感覚、全てを語り尽くしたいが文字数的な関係で一言に纏める。

尊かった。←

ただ尊かった。この時間が永遠に続けば良いのにという少女漫画の気持ちの連続だった。

ピット君めっちゃ尊かった。天使だった。←天使です

だからピット君と歩める嬉しさを噛み締めているとすぐに時間は経った。

「ついたよ！」

この一言がどれだけ絶望を与える発言かわかるか？

何も話すこと決めてねぇ。パルテナ様にご対面するのに何も考えていねぇ。

おまいらこれがどれだけ絶望的が分かったろ？

おまいの好きな推しキャラに会うのにダルダルの私服姿でないと行けない状況だ。

絶望的だろ？

けどもピット君かわいいからそんな思考は宇宙の彼方へピューって行った。

「(ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛)分かった。ここまでありがとう。」

かわいい。

尊い。

そしてやっとこの瞬間、私は自分が会話の内容を考えていなかったことを後悔_____

「(かわいい)」

_____していない！馬鹿だこいつ！←

「パルテナさま！Aを連れて来ました！」

「ありがとう、ピット。」

扉が独りでに開く。

パルテナ様や！生や！マジか！Foooooo！←

「ピット。私は彼女と二人きりで話したいので、少し待っていてくれませんか？」

…ん？

「はーい。」

…あ。

やべ。

なに話すか、

考えてなかった。

…。

バタンと、デカい扉が閉まる。

終わった。

私はようやく気付き、激しく後悔した。

まだ何も考えていなかったことを。