転生して神。[新光神話パルテナの鏡] (ページ16)

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ｺｺﾄﾞｺ裏話。ページ16

大将真面目すぎると思うよな。画面の前の皆。

だってさ、元職場で自分の部下がおさわり器物損害職員の上でハイジャンプの三拍子だぞ。

これ普通だったら『お前なんて知るか！』って言われるよね？

もしくは『お前とは金輪際縁を切る！』とか。

もしかしてこの頃のメデューサは丸かったのkへぶッ痛い！なんか後頭部殴られた！

…あー…ヤバい。これ意識飛ぶ奴。本日二度目だからよくわかる。

まあでも、うん。ピット君をご拝観できたし悔いはねぇわ。←

身体がふらりと後ろに倒れ始めた。

ガン、と再び後頭部に衝撃が走る。

私は意識を飛ばした。

・・・・・

A起床前。

パ「まさか私が呪術系統の本を読みあさることになろうとは…」

ピ「パルテナさま、大丈夫ですか？もう三日ぐらい寝ていないじゃないですか。」

Aがパルテナさまの術にかかったのも三日前でしたっけ。と呟くと弱々しい返答が耳に届いた。

パ「今の私が使う呪術では、彼女の前には三日も保たずに破綻してしまうでしょうから…。
そこで彼女の事を調べました。すると彼女に対する解決策が見えてきました。」

ピ「その解決策とはなんですか？」

パ「彼女は『切る』事に特化し、術も断ち切れる物に含まれるのか普通の術では歯が立ちません。」

ピ「はぁ。」

パ「ですが、彼女の主…メデューサの魔力を取り入れて術を完成させ、術をかけた所、
彼女に術をかけて二日経った今でも術の綻びが無いままです。
他の簡単な術では寝ている時点でもコップ一杯の水が今にも溢れそうな危うさでしたから、
これはかなりの有効策と思われます。」

ピ「…？つまり？」

パ「契約した主に攻撃ができないように、メデューサの魔力を術に取り込んで術を完成させれば
彼女は『自身の主の魔力』を断ち切れないが故に彼女が解術の方法を知らない限り術を破られる事は無いはずです。
元々ある術では時間稼ぎはできても術が解かれたり、破られてしまう可能性がかなりありますから新しい術を開発しているのですよ。
…私の力では縛りつけられる範囲がかなり広くなってしまいますが…。」

…本当に、厄介な相手です。魔力も神力も下だと言うのに。とパルテナが恨めしげに呟く横で

ピットはまだ頭に疑問符を浮かべていた。