転生して神。[新光神話パルテナの鏡] (ページ14)

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謎の狙杖。ページ14

「無い…。」

メ『そうか…。』

「けど見たこと無い神器があったりした…。」

メ『そうか…。』

「もう適当な神器融合して何か強い奴作るか…。」

メ『そうだな…。』

「そういやなんでイカロス達入って来ないんだ…。」

メ『扉が開かないよう術で封じている…。後五分位が限界だ…。』

「マジか…。」

メ『マジだ…。』

「…。」

『…。』

「早くせねば。」

メ『さっさと融合するか。』

「えー…とりあえず価値が高いやつを融合する。」

メ『分かった。』

はい。私のサジタリウスは無かったぜ。畜生め。

あ、何か価値の高い神器はだな。底から湧き上がってくるような何かを感じるんだよな。

「えー…パッと見『最初の撃剣』と『百塔百鬼の棍』がかなり高いな。」

メ『融合の準備をする。』

大将めっちゃ飲み込み早い。IQ200位あるんじゃないか。

凄いトントン拍子に話が進んで行きやがる…。

メ『今から融合の儀式を行うから部屋の台座の上に神器を置いてくれ。』

「分かった。」

部屋の中央にある台座に二つの神器を置く。

何か丸っこい台座だ。椅子用意したらテーブルにして茶会開けそう。

てか実際やってそう。

台座に神器を置いて、そのまま待つ。

そういやこの二つの神器って、確か融合したら…

そう考えている内に、眩い光と共に二つの神器が混ざり合い、新たな形を成す。

…そうだ、確かあの組み合わせは_____

メ『？！…『狙杖スナイパーショット』…だよな？』

「…へ？」

あ、スナイパーショットだ。

…でもなんか持ち手の部分が洒落てるな。歯車かこれ。めっちゃ繊細。

なんかつよそう(語彙力)

メ『価値は…300?!破格だな。『狙杖スナイパーショット(仮)』…持って行った方が良いだろう。』

え。私神弓の方が得意なんだけ…ど、300超えなら持って行くしか無いな。

狙杖苦手な訳じゃないし。どっちも殴れば短い二本の棒と一本の長い棒って違いなだけだし。←
(打撃低いけど鉄のとこで殴るか)

「分かった。…さて、どうやって突破したらいいんだ？」

これ、扉の前にめっちゃいるパターンだろ。知ってる。

メ『…。』

…ん？

「もしかして…ノープラン？」

『もしかしなくても…ノープランだ…すまん…。』

…

…さぁて、正面突破しますかぁ！(泣)