検索窓
今日:15 hit、昨日:17 hit、合計:168,655 hit

幸せの足音が聞こえた。 ページ16

ktside


突然現れ、慧姉さんの居場所を聞き、落胆しながらも飛び出して行った裕翔くん。
…あの2人どうなっているんだろう。

慧姉さんが泣き疲れ眠ってしまった日。
あの日に裕翔くんと何かがあったのだろう。
慧姉さんは決して教えてはくれないだろうけどさっきの裕翔くんの必死な顔は、それを物語っているように思えてならない。


hk『誰だった?』
「裕翔くん。慧姉さん探しに行った。」
hk『ヘッ???』
明らかに動揺し落ち着かなくなる光姉さんに確信を持ってしまう。
しかも悪い方か…。

次に2人を見るときは幸せに笑っていてほしい。それだけだ。


それから少したって、慧姉さんは帰って来た。
泣いたのか目元が赤い慧姉さんに、またもや動揺する光姉さん。
着替えに向かった背中を見つめても答えはわからない。


夕食時にも何一つ変わらぬ様子の慧姉さん。
ki『何?光も圭人もジロジロ見て。なんか付いてる?』
「…いや…あの。」
光姉さんに助け船を出したが、お茶なんて言ってキッチンへ立ってしまった。

しかしその時は突然きた。

全員が食べ終え、光姉さんがデザートにとプリンを出した時
ki『あー。私婚約した。』
その一言に一同動きが止まる。

yr『…どういうこと?ゆーてぃー?』
ki『そう。』
hk『いつ?付き合ってたの?』
ki『付き合ってないけど、さっきプロポーズされた。』
yr『指輪見せて〜。』
侑李の言葉に慧姉さんの顔色が変わる。

ki『無理。指輪緩かったから作り直し。』
と少しむくれている慧姉さん。
…。
……。
hkyr『『「プッ!!!」』』

yr『何それ。ゆーてぃーウケる。普段スマートな癖になんだよ。』
hk『でもそんな所が裕翔の可愛いとこだわ。』
「裕翔くん…プッ。」
ki『あり得ないでしょ。でも…一生心に残るわw』
とみんなで爆笑した。

hk『何はともあれ、乾杯しよ。』
光姉さんの計らいでシャンパンを開け乾杯する。
お酒が飲めない侑李はジュースで文句を言っていたけど…。
そこから、いつ式をするの?とか一緒に住むのか?とか一通り盛り上がった。

yr『あッ!!!パパには報告したの?』
侑李の一言に
ki『…忘れてた。』
と言う慧姉さんに変わり、国際電話をかけ報告すれば、動揺しまくりすぐ帰ると息巻くパパ。
いやいや…ツアー中でしょ。
何とかなだめ、次回帰国時に紹介する話でまとまった。


happyなNewSにうかれ、次の日姉弟揃って二日酔い。
飲めない侑李だけは早々とデートへと出掛けといった。

ご機嫌な姫と帝王様の嫉妬。→←縺れた心の行く末は…。



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
272人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:一斤染 | 作成日時:2016年11月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。