出逢い４８ ページ49
宗近)
これからは、俺も主の右腕として頑張るつもりだ。
兼さんに宗近さんを紹介した時にいつの間にか皆さん集まって居ました。
雅裕琉)
皆さん…
五虎退)
雅裕琉さん！もう行っちゃうんですね！まだまだ居てください！
小夜)
雅裕琉…もっと一緒に居たい…
鶴丸)
そうだぜ！
燭台切)
政府役人には情がないみたいだね。
主)
こんな別れなんて悲しすぎるよ…
雅裕琉)
主さん…すみません…皆さん…ごめんなさい…此処での時間は最高に楽しかったです！お世話になりました！
宗近)
皆、世話になったな。
和泉守)
俺の大事な雅裕琉を…面倒見てくれて、ありがとうな？
政府役人)
では、そろそろ参りましょう。こんのすけ、行くぞ。
こんのすけ)
はい。雅裕琉様、三日月様参りましょう。
雅裕琉)
ホントに、お世話になりました！また何処かで。
ワタシは深く一礼してから兼さんに肩を抱かれる様に大門から出て行きました。
ー本丸side(山姥切)ー
主)
雅裕琉さん…雅裕琉さ〜ん！！！
加州)
主！！！大丈夫???しっかりして？誰か運ぶの手伝って！！！
雅裕琉との急な別れに主が気を喪った。加州と大和守が審神者部屋に運んでからは短刀達は一期にすがり付いて泣いていてし、燭台切は拳を強く握り締めていたし。何より俺も怒りが込み上げて来ていた。雅裕琉との関わりは、この本丸には心地の良いものだったのは今の状況を見れば明らかだった。それだけ、雅裕琉は不思議な見習いだった。
ー本丸side(山姥切)ー終わり
その後の雅裕琉は新しい本丸に和泉守兼定、三日月宗近。初期刀に山姥切国広を迎え、霊力とその性格で優秀な審神者として頭角を表し政府も一目置く存在になったとかならなかったとか…
ー終わりー
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作者名：iceblast5 | 作成日時：2018年12月1日 21時
