出逢い４２ ページ43
雅裕琉)
もう、そんな時間ですか？
燭台切)
支度できたからね。鶴さんは、ちょっと来てくれるかな？
燭台切さんのにっこりに鶴丸さんが何かしら罰があるのだと察しました。
燭台切)
薬研くんは先に戻ってて？五虎退くん達が待ってるから。
薬研)
分かった。雅裕琉、後でな？
雅裕琉)
はい。薬を飲んでから行きますね？
薬研)
それでいい。じゃあな。
燭台切)
じゃあ、鶴さん…行こうか。
鶴丸)
あ、ああ。
雅裕琉)
鶴丸さん…何か知らんですけど…頑張ってください。
宗近)
鶴丸、手伝いを放って此処に居たのであろう？
雅裕琉)
……御愁傷様です。
燭台切)
じゃ、支度出来たら直ぐにおいでね？
雅裕琉)
わかりました。
ワタシと宗近さんで三人を見送ると
雅裕琉)
布団の用意をしておきましょう。帰ったら直ぐに休める様に。
宗近)
分かった。手伝おう。
二人で片付けてから布団の用意をしてから身形を整えて二人で離れを出ました。
小狐丸)
雅裕琉、迎えに来ました。
雅裕琉)
小狐丸さん、ありがとうございます。
小狐丸)
貴女とは、もう少しゆっくり過ごしたかったですよ。
雅裕琉)
ワタシもです。小狐丸さんと一緒に何か仕事をしてみたかったですよ。
小狐丸)
また、ご縁がありましたらいいですね？
雅裕琉)
はい。
小狐丸)
今宵は楽しみましょう？
雅裕琉)
お世話になります。
小狐丸)
雅裕琉さん、入りますよ？
小狐丸さんは大広間に声を掛けてくれました。
主)
どうぞ〜♪
主さんの声に小狐丸さんが襖を開けると
一同)
雅裕琉/雅裕琉さん、待ってました！
主)
雅裕琉さん、今夜は楽しみましょう♪さぁ、此処に座って？
宗近さんは、雅裕琉さんの隣で。
宗近)
あい、分かった。
雅裕琉)
ありがとうございます。
ワタシと宗近さんが座った事を確認すると主さんが乾杯の音頭を取って宴会は始まりました。
大倶利伽羅)
雅裕琉…飲めるんだろ？
雅裕琉)
少しなら。
大倶利伽羅)
じゃあ、飲め。
雅裕琉)
いただきます！
大倶利伽羅さんは、ワタシの猪口に酒を注いでくれました。ワタシはクイッと煽って空にすると、それを大倶利伽羅さんに渡して
雅裕琉)
１度で良いので受けてくれますよね？
大倶利伽羅)
ああ。頂く。
大倶利伽羅さんに猪口を預け酒を注ぎました。大倶利伽羅さんもクイッと煽ってくれて空にしてくれました。
雅裕琉)
ありがとうございました。
大倶利伽羅)
また、後で来る。
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作者名：iceblast5 | 作成日時：2018年12月1日 21時
